2013年3月28日木曜日

Love the word


私は継続が出来ない。

だからこそ、何かやろうと思うと極端な行動に出る。
スーパー思い立ったが吉日男。
それが今回の失敗へとダッシュでつながった。


「散歩しよう」

卒業目前とは思えないほどの暇を持て余し、そう思い立ったのはお昼前のこと。
最近は運動不足でお腹周りの重りも気になるし、ちょうど埼玉大学に用事もある。
「オレが大宮の若大将だ!!!」
そう叫んでお昼過ぎ、家を出た。
ここで気付くべきだったのだ、車でも20分以上かかる距離を思いつきで歩いたらどうなるかということに。


「電車に乗りたい」

開始40分にしてそう思った。
革靴の中で親指も若干いたむ。それは散歩なのに「すこぶるウォーカー」ではなく革靴を履いているから。
当然、この時の私は散歩につきものの帰り道について一ミリも考えていない。
「ウォーキングのダイエット効果は開始後30分からと言うしな!あはは」


「何でこの距離歩いてんの俺」

暇をモチベーションに歩くのも1時間で限界だった。
そこで、風景とかを写真におさめながら歩くというサブカル遊びを思いた。
なんならその写真でしりとりもしちゃおう!思い立ったが吉日!
ここまでが長い前書き。失礼しました。





【サブカル散歩写真しりとり開始】




よっしゃぁぁあ!ただ歩くよりこれの方が断然楽しいぞ!
スタートは今の季節にピッタリのこちら!

「さくら」


いいねー。
とてもいい!
どんどん行きましょう!





・・・


・・・







「ら」むずくね!?

ないよ街角に「ら」!!


・・・

・・・












「ら」を探し求めて20分経過。




・・・


・・・












…。
もう「さくらの木」でいいかなぁ…
「き」ならあったんだよ!
うん!「き」のほうがいいよね!?





はいもう一回!


「さくらの木」














いいねー!
今の季節にピッタリ!

「き」ね!
「き」はさっき見つけたんですよね!








こちら!





「気持ち悪い遊具」















気持ちわるっ

何これ

公園によくこれ置いたな

下のとこちょっとだけバネになってるし

このナリで細かく揺れたら完全ゴキブリかムカデの類だろ



気を取り直して「ぐ」!





・・・



「ぐ」かぁ…


てかしりとり思ったより難しいな




「ぐ」…


「ぐ」…



・・・・・








しかたない…

もうこれでいっか!

「ぐ」ね!




「グッズ」














危なかったー
あってよかった「ぐ」!


写真撮ってるとこみられて近所のおばさんにすごい怪しまれたけど、仕方ない。
この時点でもうすでにサブカル感もないな。









「ず」ね!






こちら!

「ZOO!」














反論はもう認めない。
これは動物園です。

てかこの置物クオリティすげえな。
てか何でバイパスにこんなん置いてんの。











「う」です。

これはすぐ見つかった!





こちら!


「うぇーいwww」



































ちゃらい仏様ですね。
上の看板とは反対側を指差してるあたりがじわじわきます。

罰が当たっても嫌なのでこの写真はこの辺で。





「い」だ!






意外とない。

うーん…


「い」!









こちら!多分違うけど!





「家」














こちらも公園にあったし男女のマークがついてるからたぶん違うけど疲れてるし目的地近いしもうこれでOK。





そんなこんなで目的地到着。
約2時間の散歩。
後半1時間は、やはりしりとりのおかげか早く感じた。




言うまでもないけど、帰りは少しの迷いもなくバスと電車にSuicaをかざしました。







最後にしりとりに入らなかったけど


「ホタテ」






2013年3月22日金曜日

ラッキーウール


「グリーン牧場」

むしろグリーンじゃない牧場があるなら見てみたいとか思ってしまうネーミングだが、群馬県の伊香保温泉からほど近くの結構有名な観光名所らしい。




先日、日頃の疲れやテニサーへの怒りをやわらげるために伊香保温泉に行ってきた私。

その2日目、常連地元ジジイとの裸の付き合いにも飽きたので、このグリーン牧場に行くことにした。
旅館での朝食を隣で食ってたカップルが
「グリーン牧場何時に行くー?」
「楽しみだねー」
と話していたので、これはさぞかし楽しいところなのだろうと。



パンフレットを見る限り、


ストロベリーパーク

乗馬体験
陶芸体験
バター作り体験
子ども遊園地
乳搾り
動物とのふれあい
ショッピングプラザ

などなど面白そうで、掲載されてる写真の女子供もとっても楽しそうだった!

そして私は意気揚々とグリーン牧場行きのバスに乗った!

陶芸と乗馬は絶対する!!ろくろと馬を回しに回すぞー!!










来園











さっそく入場しようとしたらお姉さんに止められる。


そうか

まずは入場料を払わないと。
あぶない。内定取り消しレベルの犯罪を犯すところだった。

えーと、大人一人 1200円。






…安くはないよね。でも楽しいイベントが園内で待ってると思えば高くなんてない!!

ほら!映画とかの方が断然高いぞ!!
オレは乗馬をするんだ!!!伊香保の武豊になるんだ!!!

そんな勢いで1200円を払い今度こそ入場











…シーンとしている

渾身のネタでドンズベリしたあの大会の予選かと思うほど静かだ。

人気が少ないのは平日だからだよね?

園内が広いからだよね?

















最初に見えてきたのは子ども遊園地!!!!

フォッフォー!!!



フォ…





















まあ、子供向けだからな。















次は、本物の陶芸家と陶芸体験ができる「らくやき」!!!


先生、僕を弟子にしてください!!!








先生!!!!




























寂しい。


客どころか先生すらいないではないか。

就職先も決まってるし、陶芸はやめとこ…。


そうさ、俺にはまだ乗馬がある!!!








と、乗馬コーナーに向かう途中音楽が聞こえてきた。

乗馬コーナーのBGMだ!

いいじゃん!!人もいる!!結構いる!!



ん?

この曲…








…タイル♪






…ナムスタイル♪











間違いない。






カンナムスタイルだ。







なぜだ…?

この自然豊かな園内に流れるクラブミュージック
なんなの?飼育員の趣味なの!?


このBGMに合わせ馬が歩いている。

残念にも誰か乗馬しているようだ。
どういう気持ちなんだろう。
よく見ると今朝のカップルだ…
カンナムスタイルに合わせて馬が歩いている。




うん、乗馬もやめとこう…










気を取り直して


「どうぶつふれあいパーク」!!


様々な動物とふれあったりエサをあげたりできるようだ。

最初に見えたのは、






「ヤギのもぐもぐ広場」











ヤギにもぐもぐさせるぞー!!

















































完璧食事済んでる雰囲気だ


こっちのエサやる気もなくなった…



ヤギは嫌いだ!

うしさん!うしさん!!





「うしハウス」





















ほんとのハウスだ。






これで誰が楽しめるんだ



教えてくれよ



なあ




もう帰りたい





「ひつじランド」
























かわいい~。o.゚。ヵゎ(´・ェ・。`人)ぃぃ。o.゚



ここにきて初めて楽しめた。羊とたくさん触れ合えた!

素直に楽しい!



ちょっと気になってきた

羊の毛って結構厚そうだよな…
深さを測ってみたい








スタンバイ






























セイッ






深い


人差し指は余裕で入る深さだ


しかし、これをやってからさっきまで仲よくふれあっていた羊が一匹も寄ってこなくなった。

違うコーナーに行こう。









「ウサギハウス」



500円でウサギと遊べるところのようだ。

ウサギごときで追加料金とかまじかよと思ったが、うさちゃんを膝に乗せてもらえるということで僕は笑顔で500円を払った。












膝スタンバイ




 










ようこそ





+゜ヵ:゜ゎ:。(´-ω-)-ω-`。)ゝ 。+゜ぃ:゜+゜ぃ:




500円なので指名は出来なかったが、目の回りが黒くてかわいらしいうさちゃんが来た!

指を3回ほど噛まれたがなんならもっと噛ませてあげたいぐらいかわいい。
ちょっと傷が出来たけどかわいい。








別れ









 


水面にはみ出す膝小僧


いくら払ってでも延長したかったが、次の子供たちが待っていたのでおとなしくウサギハウスを後にした。






いろいろ見て回ってそろそろ帰ろうかという時に

「わあモーモーだ!わー!」
とウシに向かって走って行ったかわいい女の子が急に立ち止まって
「うわ…ウシくっさ…」
と言った場面に出くわして、その子の親と共に何とも言えない気持ちになった事件をのぞけばなんだかんだ結構楽しかったな。




動物と仲良くふれあったあとは、売店でハムとソーセージを買って帰りました。





2013年3月14日木曜日

大阪ラバー


最近気づいたことなのですが、ブログって日記なんですね。

つまり最近起きた出来事を書かねばならなかったのに、僕は「店員の反撃」とか「クックパッド」とかよくわかんないこと書いてましたね。
どうりで他の人のブログとなんか違うなーと思ったんです。解決しました。


ところで、お気付きの方もいると思いますが、前より少し僕、はんなりしていますよね。
そうなんです。
実は先日、京都・大阪旅行をしてきました。(うん、とてもブログっぽいぞ)


旅行では、寺院を訪ねたり、食べ物食べたりなんやかんやあったのですが、あまり写真はとってなかったので…



唯一撮った食べ物の写真がこちら



























そうですね。金閣寺の入り口の売店の抹茶ソフトですね。


上の写真からもわかるように金閣寺のほかにも稲荷大社や龍安寺やたこ焼きお好み焼き串カツなど様々あってとっても楽しい旅行だったのですが、2泊3日ではやりきれないこともありました。


そこで今回は、

「京都・大阪でやり残した5つのこと」

について書いていきたいと思います。














「京都・大阪でやり残した5つのこと」 その1

【女の人に「アンタのこと、ホンマすっきゃねんで!」と言ってもらう】



本当にこういう言い方なのかは定かではありませんが、これは東日本男子全員の夢ですね。

小さなころから男の子に混じって遊ぶようなおてんばで、街のみんなから好かれていて、大人になった今も近所のたこ焼き屋のおじちゃんに「おう○○ちゃん!たこ焼き食ってきい!」とタダでたこ焼きを食べさせてもらえるような可愛い女の子で、僕と2人でいるところをそのおじちゃんに見られ「なんやデートかい!○○ちゃんもやるなぁ!」「そんなんちゃうって!やめてよおっちゃん!(///)」とかなって、でも2人になった時に「さっきのおっちゃん昔からよくしてくれる近所のオッチャンでなぁ。あっ!さっきは照れて、ちゃうって言ってしもたけど、アンタのこと、ホンマすっきゃねんで!

と2泊3日の旅行中になりたかった

万が一に備えて「オレも好きやで」「アンタの関西弁へたくそやなぁ~」「なんだよー」「まあ、標準語もも悪くないけどな(///」「そうか(///」と言ってたこ焼きを食べさせ合うところまで想定していましたが、当然無理でした。
キャリーバッグを転がし寺社仏閣を拝むだけの3日間でした。


商業的にこの願いを解決できそうな「ギャルズスタイル」というお店も宿の近くにありましたが、その願いどころではない対価がありそうだったのでそこはなんとか我慢しました。











「京都・大阪でやり残した5つのこと」 その2

【100せやな】



















街行く人たちが会話で発する「せやな」を100回聞くという隠れ目標があったのですが、実際獲得できたのはなんとたったの「2せやな」と、「1ほんまやな」のみ。

このスコアにはさすが私も「これじゃ帰るに帰れねぇな」的気持ちになりました(予定通り帰ってきました)



「せやな」
しかしかっこいい…
関東の 「そうだね」 では表現できない奥行きが感じられます。



ちなみに私の地元で言うとすれば 「んだな」 
「せやな」との差は言うまでもありません。
そりゃ憧れます



発展形として 「せやせや」 もあるとか

当然、私の地元では 「んだんだ」  となります。










「京都・大阪でやり残した5つのこと」 その3

【ソース2度づけ】

串カツのスーパー禁止技ですね



2度づけに対する警戒が強すぎて、落ち着いてビールも飲めやしません。



















行くまでは「バレないだろ~」とか思っていた私も、店にいたEXILEとプロレスラーを足して2で割ったような店員さんを見てすぐさまいい子になりました。

なんならソースをつけずにお塩で頂きました(はんなりポイント)











「京都・大阪でやり残した5つのこと」 その4

【もっとはんなりする】


京都に行けばもっとはんなりすると思っていたのに、今のところ少し肌が白くなった他には変化は見られません。
なんならもともと色白です。







目標はこちら



























道のりは長いです。











「京都・大阪でやり残した5つのこと」 その5

【大阪に住まう】


















最終的にはやはりこれでしょう
城とまでは言いませんがアパートの1つや2つ借りて私もせやなしてみたいものです。


一緒に旅行した友人の一人が4月から急な大阪勤務が決まって嘆いていたにもかかわらず、私は「あー大阪住みてぇなー」と無神経なことを言ってしまい、お好み焼きを食べる友人の手が止まるという大事件もありましたが、やはり少しだけ憧れますね。

大宮東口の星、ロフトが閉店するとなった今、大宮と大阪の差は歴然です。
以前から歴然でしたがなお歴然です。










ということで今回もブログと呼べるのかよく分からないシロモノでしたが、皆さんが今後、京都や大阪に旅行する際には私の意思をついでこれらを成し遂げてほしいと思います。


今回の旅行では革靴を酷使しすぎて靴のかかとのゴムがまた取れそうになってしまいました。

そんな 大阪ラバー。